医療法人山西会 宝塚三田病院

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精神科救急急性期医療入院病棟(スーパー救急)

精神疾患の早期治療と早期退院(3ケ月以内を目標としています。)を目的としています。
早期治療のため365日24時間精神科救急患者に対応しています。

令和5年度は、時間外・休日・深夜に387名の患者さんに対応しました。
また、入院された患者さんのうち70%以上の方が3ヶ月以内に退院されました。

精神科救急情報センター、兵庫県、各市町、保健所、警察、消防からの受け入れは395件ありました。

精神保健指定医・看護師・作業療法士・精神保健福祉士等の専門職種を一般的な精神科病棟より多く配置し、
密度の高いチーム医療を提供します。
また、個室を重視し病床の半数は個室となっており、ゆったりとしたスペースで治療を受けていただけます。
精神科病棟
開かれた精神医療を目指し、開放的処遇を原則としながら、急性期、慢性期の患者さんに適した
医療とケアを提供いたします。作業療法、スポーツクラブ、レクレーション、生活機能訓練等取り入れ、
入院生活にも潤いを持っていただけるよう配慮いたします。
検査室
臨床検査として、主に血液を検査材料とした検体検査と
直接患者さんに接して情報を得る生理検査を行っています。
検体検査
主に血液学的検査、生化学的検査、細菌学的検査を行っています。
正確な検査結果を迅速に報告することを基本としています。
令和2年より新型コロナウィルスPCR検査も対応できるようになりました。
生理検査
主に脳波・心電図・超音波検査を行っています。
患者さんの協力を得ながら、安全に安心して検査を受けることができるよう、
日々心がけています。
放射線科
X線を利用した、一般撮影やCT検査、X線TV装置による透視検査を行っています。
当院では、経験・知識ともに豊富な診療放射線技師が業務に
携わっており、専門技術者として「優しく丁寧」、「安全・迅速」をモットーに、
患者様の視点に立った検査を行うよう心がけています。
一般撮影検査
X線を使用して身体を透過したX線の吸収の差を、白黒の画像として全身の中の様子を調べることが できます。胸や腹などのX線写真撮影では、心臓や肺など体内の臓器の状態などが観察できます。 骨のX線写真撮影では、骨折や肺炎、イレウスやリウマチ疾患などの診断をすることができます。
CT検査
CTは、コンピューター断層撮影の略でX線を用いて輪切りの撮影を行う検査です。
MRI検査と比べ騒音や閉塞感が少ないのが利点です。当院では80列マルチスライスCT装置を導入しており、肺疾患や消化器疾患、脳出血等体内のさまざまな病変を発見することができます。
また、造影剤を用いて血管の3D画像を作成することもできます。
薬剤課
より安全で効率的に業務が行えるよう新しいシステムを導入しました。
医療チームの一員として、皆さんに信頼される薬剤師を目指し、日々業務を行っています。
外来のおくすり
原則、氏名・用法を印字した一包化調剤を行っています。すべて院内処方ですので、
おくすりについてのご質問などは、その場でご説明させて頂いております。
入院のおくすり
内服薬は、原則として氏名・用法を印字した一包化調剤を行なっています。
注射薬は、患者さんごとに1日分ずつ払い出ししています。
作業療法室
作業療法(Occupational Therapy)とは、一言で言えば「体とこころのリハビリ」です。
実際に体を動かし体験することで自分自身に自信を付けたり、
体力の維持・増強を図ることを目的としています。
当院では、できるだけ屋外での活動を取り入れ、自然の環境とのふれあいを大切にすることにより社会生活により近いリアリティーある活動に力を入れています。

農耕などの活動では、スイカ・メロン・まくわうり・山の芋黒大豆など栽培・収穫して旬の味を味わい楽しいひと時を過ごしていただいております。他のグループでは社会復帰時に少しでも働きやすいように、農耕機械の操作方法や建設機械などの操作手順を習得、技術の向上にも役立てています。

また、室内では、洋裁・和裁・手芸・タイルモザイク・紙工芸・絵画・木工・藤細工・皮細工・ワープロ・パソコン・七宝焼・陶芸・パン作りなど多彩な活動を通じて余暇の利用、趣味の拡大を図っています。
デイ・ナイト・ケア室
デイケア、デイ・ナイト・ケアとは、こころのリハビリテーションの一環で、
地域社会の中で病気の回復促進や再発予防を図ります。入院する程ではないものの、
回復まであと一歩という方たちのために外来診療と併せて行われる
通院治療・リバビリテーション医療のひとつです。
  • 退院したが、どのように過ごしていいかがわからない
  • 話し相手や友人がおらず家に閉じこもりがち
  • 昼夜逆転し生活のリズムが乱れやすい
  • 何かしたいと思うものの、やる気が起きない
  • 仕事や学校に行きたいが自信がもてない
  • 自信があるのに、なぜか失敗してしまう
  • また病気になってしまうのではないかと不安になる
このような悩みをもった方が、仲間との交流や活動を通じて生活に広がりを持たせ、
ひとりひとりの目標の達成を目指します。

日中、病院に通いながら、仲間と一緒に料理やスポーツを楽しんだり、悩みや心配事などを話し合ったりします。生活のリズムをつくり人との関わり方を学び、病気や症状の改善と再発予防を図り、自立した
社会生活を実現していくための治療・リハビリテーションの場です。

具体的には、スポーツや趣味活動、SST(社会生活技能訓練)、ダンス、ダンベル体操、農耕、園芸、
ショッピング、調理活動、カラオケ、習字などがあります。

デイケアスタッフとして医師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士がいます。
困ったことや不安なこと、悩みがあるときにはスタッフが個別に相談を受けています。
相談室
患者さん、ご家族が「お困りになっていること」の
相談窓口として「ケースワーカー室(相談室)」があります。
現在12名のスタッフ(精神保健福祉士等)が業務に携わっております。
相談内容、対応は多様です。
  • 医療(受診、入院)に関しての不安、疑問解消への相談、支援
  • 経済面での不安に関する相談、支援
  • 入院療養中の生活に支障を生じた場合の相談、支援
  • 退院に関しての相談、支援
  • 就労に関しての相談、支援
  • 居住空間の整備(整理)支援
  • 家族間の相談、支援
等、在宅生活、入院生活を送る中で「困った・・・」と立ち止まられた時に気軽に相談できる窓口でありたいとスタッフ一同で対応に臨んでいます。
また、その対応(社会福祉援助技術 ― ケースワーク)によって、患者さんの治療がより効果的に進む.....ご家族と患者さんの気持ちがより近づく.....など、点と点を結び付けられる「つなぎ手」となれるよう心がけています。
栄養課
栄養課 特色
一般食・特別食・デイナイトケア食・職員食を含めた2000食を直営施設で調理し、提供しています。
私たち職員一同は、患者さんからの「おいしい」「楽しい」「ありがとう」の声を励みに、「安全で安心できる食事の提供」をモットーに日々頑張っています。
栄養管理
医師、看護師、薬剤師、検査技師と連携し、患者さんの栄養状態に適した食事を提供しています。
給食の取り組み
四季を感じる行事食
  • おせち料理(1月)
  • 鏡開き(1月)
  • 節分料理(2月)
  • ひな祭り料理(3月)
  • 松茸ごはん(9月)
  • 敬老のお祝い膳(月1回)
  • クリスマス料理(12月)など
その他
  • 文化祭の模擬店(カレーライス、おでん、たこ焼き、焼きそば)
精神科病棟
高齢者病棟
患者さんに喜ばれている料理
  • ちらし寿司
  • 牛すじ蕎麦
  • 牛丼
  • ミートスパゲティ
  • カレー(ビーフ、シーフード)
  • ラーメン